熊本から未来を変えるというコンセプトのコワーキングスペース、その名も「未来会議室」。
熊本震災後、「働く場を提供する」という、新たな支援の形で熊本の人々を支援しています。
今回は震災に関しての取り組みと、未来会議室のサービス内容について、お話を伺いました。
熊本地震への取り組みを教えて下さい。
未来会議室は熊本地震により多大な被害を受けてしまいました。これにより1ヶ月以上の営業休止を余儀なくされました。
5月より復旧作業を開始し施設内ほとんどの復旧が完了しましたので、6月より熊本地震により「仕事場、作業場、勉強場、打ち合わせ場」にお困りの方に対して本営業開始まで施設の無料開放を行なっております。今回の地震により熊本で働く様々な方の仕事場や作業場が失われてしまったとよく耳にします。
そういった方達にぜひ、未来会議室を利用していただければと思っております。
未来会議室のサービス内容を教えてください。
未来会議室は熊本では最大級のコワーキングスペースになります。熊本で働く個人事業主の方やスタートアップして間もなく資金の少ない企業の方に対して低価格（月額9,000～）で働く場所を提供します。
月額だけではなくドロップイン（飛び込み）での利用もでき、1日/1,500円で利用可能となっております。
さらに未来会議室はコワーキングスペースですのでレンタルオフィスと違い会員様同士ほとんど仕切りのない同じ場所を利用して会員の方達がお仕事や作業をされます、そういった会員様同士の交流の促進を行いお互いの相乗効果やコラボレーションが生まれることを目標としております。
（本営業開始まで会員登録は受付けておりません）
その他、未来会議室では4部屋の多種多様な貸し会議室をご用意しています。
利用用途としては会員の方がお客様との打ち合わせの場所として利用したり、未来会議室近辺にある企業様が会議などで利用されます。
サービスのイチオシポイントは？
なんといっても月額9,000円という低価格で熊本一の繁華街「下通」に作業スペース、事務所が持てるというところだと思います。
さらに郵便受け取りや法人登記の際に未来会議室の住所を利用できる「法人登記・郵便受け取り」のオプション（月額：3,000円）を合わせれば
月額12,000円で「手軽」に「本格的な事務所」を持つことも可能です。
（本営業開始まで会員登録は受付けておりません）
ドロップイン（一時利用）では一切の会員登録なしで当日お名前などを少し記載していただければすぐ利用でき、そういった利便性が高いことも魅力の一つだと思います。
創業者へのおすすめの使い方を教えてください。
通常であれば上記月額会員として登録していただければ開始して間もない個人事業主、フリーランス、企業に対してはとても魅力的なサービスを提供できるとおもいます。しかし今回は熊本地震により自宅兼オフィスとされていた方や事務所が被災してしまい「場所」にお困りの創業者の方達が多数いらっしゃるとよく耳にします。そういった方達に新たな「場所」が見つかるまでの仮の事務所や作業場所として利用していただくことが熊本地震後の創業者へのおすすめの使い方であり、被災してしまわれた方達に対する未来会議室のできることの一つだと考えております。
（本営業開始まで会員登録は受付けておりません）
今後の展望を教えてください。
今まで説明したサービスや使い方がお客様に一刻も早く提供できるよう、本営業を開始することが現在の目標です。
読者の創業者、創業関係者に向けて一言お願いします。
今回の熊本地震により廃業されてしまった、中小企業や個人事業主が多数いらっしゃいます。
地震などの天災に限らず事業の経営・運営が難しくなった場合に廃業される前もしくは廃業された後でも再出発の場所として「コワーキングスペース」を選択の１つとして考えていただければ思います。
